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-2- [彫刻部 十一名] 本鄉 新 ◯笠置 季男 ◯加藤 顕淸 ◯古賀 忠雄 村田勝四郎 中村 直人 沢田 晴広 淸水多嘉示 新海 竹藏 ◯山本 豊市 柳原 義達 会 長 安井曽太郎 委員長 伊原宇三郎 会計長 益田 義信 事務局長 和田 新 事務所 東京都中央区日本橋吳服橋三の一 成瀨ビル 電話日本橋（24）四三◯四 振替 東京四一、四一一 關西支部 支部長 須田国太郎 委員長 小磯 良平 事務会計 中畑 艸人 事務所 大阪市北区堂島船大工町八堂島画廊 1目 的 日本美術家連盟の目的は大別して二つあり、そ の一つは美術家の職能の確立擁護と、相互扶助で あり他の一つはひろく一般文化への寄与である。 -3- 2事 業 A 職能組合的組織としての事業 一、權盆の擁護 著作権の擁護、課稅の合理化，画料や稿料の適 正化、契約違反や稿料不拂問題の防止、または解 決。美術家の製作の自由と社会的地位をまもり、 職業活動における正当な権利を主張し、不当組待 遇を改善するために、時宜に応じて組織的に活動 を行う。 実 例 ◇著作權 1著作權協議会 一九四九年七月著作権審議会の 創設に中心団体の一となり、のち連盟委員長は同会 権利者側委員長に選ばれ、他の連盟委員らとともに 活躍したが、半年後同審議会を解消し現在の「社団 法人日本著作權協議会」を創立した。この協議会に は連盟から、顧問二名のほか、委員五名が権利者側 副委員長、理事二名、専門部委員等に参加している。 2文部省著作權審議会 連盟委員一名参加。 3ユネスコ万国著作權條約 同條約参加の準備と して、その主体となるブラツセル條約とパンアメリ カン條約をつぶさに研究し、その草案のために美術 関係の資料を提供した。 4契約書 著作権使用契約書と寄稿契約書完成。
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